こんにちはAgodaでGo運営者の「MAYUMI」です。
せっかく楽しみにしていた旅行の予約をした後に、ふと「名前のスペルミスをしてしまった」とか「結婚して苗字が変わったけれど旧姓のまま予約してしまった」ということに気づくと、本当に焦ってしまいますよね。
私も何度もアゴダを利用しているので、その冷や汗が出るような瞬間は痛いほどよくわかります。
インターネットでアゴダの名前変更や問い合わせについて検索しても、電話がなかなかつながらなかったり、変更できないという情報が出てきたりして、不安ばかりが募っているのではないでしょうか。
航空券の手数料や漢字で入力してしまった場合の対応など、知っておくべきことは山ほどあります。
この記事ではそんな皆様の「困った」を解決するために、私が長年の経験で培ったノウハウを余すところなくお伝えします。
【記事のポイント】
- アゴダで名前変更が必要な具体的なケースと対処法
- 変更ボタンが表示されない理由と技術的な背景
- どうしても変更できない時に使える裏技的な解決策
- 航空券や領収書の名前に関する特別な注意点
それでは早速本文にいってみましょう
アゴダで名前変更が必要なケースと対処法【スマホでもOK】
まずはどのような状況で名前の変更が必要になるのか、そしてそれぞれのケースでどのように動けば良いのかを見ていきましょう。
実はシステム上で変更手続きをしなくても、意外となんとかなるケースも多いんですよ。
スペルミス修正はホテルへの直接連絡で
予約時によくあるのが、アルファベットの入力間違い、いわゆるスペルミス(Typo)です。
「YAMADA」を「YAMDA」と打ってしまったり、一文字多かったり少なかったりするミスですね。
結論から言うと、ホテルの予約であれば、軽微なスペルミスはそこまで深刻に悩む必要はありません。
ホテルのフロントでは、主に「予約番号」や「チェックイン日」で予約を照合しています。
名前は本人確認のために見ますが、パスポートと予約名のスペルが1〜2文字違っていても、明らかに本人だと分かれば宿泊を拒否されることはまずありません。
ここがポイント!
チェックインの際に、フロントで「Sorry, spelling mistake(すみません、スペルミスしました)」と伝えながらパスポートを出せば、99%の確率でそのまま泊まれます。
ただし、心配な方は事前にホテルへメッセージを送っておくのが確実です。
アゴダのアプリや管理画面にある「宿泊施設へ問い合わせ」機能を使って、「名前のスペルを間違えました。
正しい名前は〇〇です」と送っておけば、ホテル側で備考欄にメモを残してくれます。
結婚した新姓と旧姓が違う時の対応
ハネムーンなどでよくあるのが、入籍して苗字が変わった(新姓)けれど、パスポートはまだ更新していない(旧姓)というケースです。
ここで一番重要なルールをお伝えします。
海外旅行における予約名は、必ず「パスポートの名前」と一致している必要があります。
もしパスポートが旧姓のままなら、アゴダの予約も「旧姓」でなければなりません。
新姓で予約してしまった場合は、名前の変更が必要です。
しかし、システム上で変更できないこともありますよね。その場合は、以下の対応が有効です。
- ホテル予約の場合:
「婚姻届受理証明書」や、新旧の苗字が記載された運転免許証などを持参し、ホテルに事情を説明すれば、大抵の場合は宿泊させてもらえます。 - 航空券の場合:
これは非常に厳しいです。パスポート名と航空券名が一致していないと飛行機には乗れません。旧姓のパスポートで行くなら、航空券も旧姓に直す(あるいは買い直す)必要があります。
アゴダ予約で名前が逆でも大丈夫か
「TANAKA TARO」と入力すべきところを、「TARO TANAKA」と姓名逆に入力してしまった場合ですね。
これもアゴダあるあるの一つです。
安心してください。
姓名が逆になっていても、ホテル宿泊に関してはほぼ100%問題ありません。
海外のホテルスタッフは、日本人の名前の順序(姓・名)と欧米の順序(名・姓)が逆になることがあると理解しています。
もしチェックイン時に指摘されたとしても、「First name is TARO」と説明すれば即座に解決します。
わざわざアゴダのサポートに連絡して修正を依頼する労力をかける必要は、ほとんどないと言っていいでしょう。
宿泊者の変更や追加を行う手順

自分が行けなくなって友人に譲りたい場合や、最初は一人で予約したけれど友人も泊まることになった場合など、宿泊者情報を編集したい時は以下の手順で操作します。
【アゴダアプリでの操作手順】
- アプリ画面下部の「予約」タブをタップ
- 変更したい予約を選択
- 「予約の変更」または「宿泊者情報の編集」ボタンを探す(※プランによっては表示されません)
- 新しい宿泊者名を入力して保存
変更が完了すると、新しい名前が記載された予約確認書(バウチャー)がメールで届きますので、必ず確認してくださいね。
注意点
予約者(アカウント保持者)の名前を変更するのではなく、「宿泊者名(Guest Name)」を変更するのがポイントです。
アカウント自体の名前を変えても、既に確定した予約には反映されないことがあります。
領収書の名前のみ変更したい場合
出張などで利用する際、「宿泊は自分の名前でいいけれど、領収書(Receipt)の宛名は会社名にしたい」ということがありますよね。
これは予約の名前変更とは全く別の操作になります。
アゴダでは、領収書を発行する画面で「請求先住所・宛名(Billing Details)」を自由に編集できる機能があります。
予約の名前を会社名に変える必要はありません。
マイページの「予約の管理」から領収書発行へ進み、宛名の欄に会社名を入力すればOKです。
これを知っておくと、経費精算の時に慌てなくて済みますよ。
アゴダで名前変更ができない時の解決策【スマホでもOK】
さてここからが本題です。
アプリやWebサイトを見ても「変更ボタンがない」「グレーアウトしていて押せない」というトラブルについて、その理由と回避策を深掘りしていきましょう。
手続きしても変更できない時の原因

「なぜ名前変更ができないの?」と疑問に思うかもしれませんが、そこにはアゴダやホテル側のシステム的な事情があります。
主な原因は以下の3つです。
- チェックイン直前である(同期ロック)
チェックインの数日前(24〜48時間前)になると、アゴダのデータがホテルの管理システムに送信され、情報の不整合を防ぐために変更機能がロックされることがあります。 - 返金不可プラン(Non-refundable)である
「変更・キャンセル不可」を条件に安く提供されているプランの場合、名前の変更も「契約内容の変更」とみなされ、システム的にブロックされることが多いです。 - 転売防止のセキュリティ
予約の名前をコロコロ変えると、「部屋を転売しているのではないか?」とシステムに疑われ、ロックがかかることがあります。
名前変更の手数料と航空券の注意点
ホテルの予約変更に関しては、基本的にアゴダ側で手数料を取ることは少ないですが、プランによっては変更に伴う差額が発生することがあります。
しかし、航空券(Agoda Flights)の場合は状況が全く異なります。
航空券はセキュリティが非常に厳しく、一度発券されると「名前の変更」は原則できません。
一文字のスペルミス修正(Correction)でさえ、航空会社によっては数千円の手数料を請求されたり、最悪の場合は「一度キャンセルして買い直し」を指示されたりします。
LCC(格安航空会社)の場合
特にLCCを利用している場合、名前の変更は「新規購入」と同じ扱いになることがほとんどです。
アゴダのサポートでも対応できないケースが多いため、航空券の予約時はパスポートを見ながら一文字ずつ指差し確認することを強くおすすめします。
漢字で登録した名前の修正について
国内旅行だとつい漢字で「山田 太郎」と入力してしまいがちですが、パスポートが必要な海外旅行や、外資系ホテルに泊まる場合はローマ字「YAMADA TARO」である必要があります。
もし漢字で予約してしまった場合、国内ホテルであればそのままでも問題ないことがほとんどです。
しかし、海外ホテルの場合は、現地スタッフが漢字を読めず、予約が見つけられないトラブルに繋がります。
この場合も、まずはアプリからの変更を試み、できなければ次に紹介する「サポートへの連絡」や「ゲスト追加」の方法でローマ字名をホテルに伝える必要があります。
電話がつながらない時の連絡テクニック

「アプリで変更できないから電話したいのに、全然つながらない!」というのもよくある話です。
アゴダの電話サポートは混み合っていることが多く、自動音声ガイダンスも複雑です。
電話がつながらない時は、以下の手順でチャットサポートを活用するのが一番の近道です。
- アゴダアプリの「カスタマーサポート」を開く
- チャットボットに対し、具体的な予約案件を選択する
- 選択肢を選ばず「その他」や「オペレーターと話す」と入力し続ける
- 有人対応(エージェント)に切り替わるのを待つ
英語対応のオペレーターの方がつながりやすい傾向がありますが、日本語希望の場合は、日本の営業時間内(通常9:00〜21:45頃)に連絡するようにしましょう。
変更不可ならゲスト追加で対応する
これぞ最終奥義とも言える裏技です。予約者の名前変更がどうしてもできない場合、「ゲスト追加(Add Guest)」という方法で切り抜けられることがあります。
ゲスト追加の手順
例えば2名定員の部屋を1名で予約していたとします。
この場合、予約変更で「宿泊人数を2名」に変更し、同伴者として「本当に宿泊したい人の名前」を追加登録するのです。
こうすると、予約確認書(バウチャー)に両方の名前が記載されます。
チェックイン時は、追加された同伴者の方がパスポートを提示すれば、正規の宿泊者として鍵を受け取ることができます。
追加料金がかかる場合もありますが、予約を全額捨てて取り直すよりはずっと安く済むはずです。
まとめ:agoda(アゴダ)の名前変更トラブルを未然に防ぐ

ここまで、起きてしまったトラブルの対処法をお話ししてきましたが、やはり一番いいのはトラブルを未然に防ぐことです。
アゴダは世界中のホテルをお得に予約できる素晴らしいプラットフォームですが、日本のサイトのように「あとから柔軟に対応してくれる」とは限りません。
予約の確定ボタンを押す前に、以下の3点を必ず確認する癖をつけましょう。
- パスポートと一言一句同じスペルか?(旧姓・新姓の確認)
- 姓名(Last Name / First Name)の欄は合っているか?
- 「宿泊者」の名前は正しいか?(予約者情報が自動入力されていないか確認)
もしトラブルになってもこの記事で紹介した方法を試せば、きっと解決の糸口が見つかるはずです。
焦らず、落ち着いて対処してくださいね。みなさんの旅行が素敵なものになることを心から願っています!
※本記事の情報は執筆時点のものです。アゴダのシステムや規約は頻繁に変更されるため、最終的な判断や手続きについては、必ずアゴダ公式サイトやカスタマーサポートの指示に従ってください。
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